• 栄養Topics【ヨーグルトの摂取が癌の病変リスクを下げる!!】

    2019/10/21

    【ヨーグルトの摂取が癌の病変リスクを下げる!!】     ワシントン大学医学部らの研究チームが、週当たり2サービング以上のヨーグルトの摂取は、男性の大腸がんにつながる異常増殖(腺腫)のリスク低下と関連するかもしれないと発表しました。   研究は医療専門職追跡調査の男性32,606名および看護師健康研究の女性55,743名のデータを解析しました。 参加者は、4年ごとに生活習慣、食事などを調べ、定期的に大腸内視鏡検査を1986年から2012年にかけて受診しました。 (期間中に男性で5,811件の、女性で8,116件の腺腫が発見された。)   デ

  • 栄養Topics【ビタミンD欠損がサルコペニアや筋機能障害をひきおこす!!】

    2019/10/15

    【ビタミンD欠損がサルコペニアや筋機能障害をひきおこす!!】   豪ウエストミード医学研究所の研究チームがマウスを用いた実験から、正常な筋肉の大きさと強度には、ビタミンDによるシグナル伝達が必須であることを発表しました。 研究ではビタミンD受容体が欠損しているマウスと正常マウスを比較、観測しました。   その結果、ビタミンD受容体が欠損しているマウスは正常マウスと比較して、筋肉が小さく、強度も低いことが分かりました。   ・ビタミンD欠損マウスは自発的な車輪走行距離が22%減少(P = 0.009) ・除脂肪体重が正常マウスは、欠損マウスに比べて2

  • 栄養Topics【多価不飽和脂肪酸やミネラルが多く含まれる食事が癌リスクを下げる!!】

    2019/10/08

      【多価不飽和脂肪酸やミネラルが多く含まれる食事が癌リスクを下げる!!】   国立がん研究センターなどの研究チームが多目的コホート研究を行った結果、野菜や果物、いも類、大豆製品、きのこ類、海そう類、脂の多い魚、緑茶などが関連した食生活を続けると、全死亡および循環器疾患死亡のリスクが低下するという結果が得られたと発表しました。 研究では平成2年(1990年)と平成5年(1993年)に、岩手県、秋田県、長野県、沖縄県、茨城県、新潟県、高知県、長崎県、沖縄県、大阪府の10保健所管内にお住まいだった、40~69歳の方々のうち、研究開始から5年後に行った食事調査票に回答した

  • 栄養Topics【保存料のプロピオン酸が神経膠症と神経炎症を誘発する!!】

    2019/09/30

    【保存料のプロピオン酸が神経膠症と神経炎症を誘発する!!】   米国セントラルフロリダ大学の研究チームが、胎児の神経幹細胞が加工食品に保存料として添加される高濃度のプロピオン酸に曝露することで、分子レベルの変化を起こすのではないかと報告しました。 自閉症の子供に過敏性腸症候群が多いことが報告されていることから、研究チームは、腸と脳の間の関連を疑い、自閉症患者とそれ以外の人々の腸内細菌叢の違いに着目しました。   研究チームは、神経幹細胞に過剰量のプロピオン酸を曝露するといくつかの方法によって脳細胞が障害されることを発見しました。まず、プロピオン酸はニューロンの数を低

  • 栄養Topics【睡眠時間帯と乳がんリスクの関係について】

    2019/09/11

    【睡眠時間帯と乳がんリスクの関係について】   英国ブリストル大学の研究チームが、睡眠時間が7-8時間以上の人は乳がんリスクが高くなることが示唆されたと発表しました。   過去の研究では、夜勤と乳がんリスクとの関連性が示されていますが、これは睡眠パターンの乱れ、夜間の光曝露、その他の生活習慣の要因によるものと考えられています。しかし、乳がんリスクに対する睡眠習慣の潜在的な影響について、ほとんど研究されてきませんでした。   そこで研究チームは、特定の睡眠習慣が乳がんの発症リスクに直接的な影響を及ぼすかを調べることにしました。 メンデルランダム化と呼ばれ

  • 栄養Topics【ポリフェノールが抗生物質を効果を高める】

    2019/09/05

    【ポリフェノールが抗生物質を効果を高める】   カナダ・マギル大学の研究チームが、クランベリーが抗生物質の効果を高めて、少量でも充分に効くようにするだけでなく、細菌が薬剤耐性を持つのを阻止すること発表しました。   薬剤耐性菌の世界的な拡大により、小さな感染症が致命的になりえた時代の状態へとじりじり戻りつつある現在、抗生物質の有効性の改善が極めて重要な課題となっています。   クランベリー・ジュースには俗に尿路感染症への有効性があるといわれているため、研究チームはクランベリーのエキスによって様々な細菌を処理し、クランベリーの分子特性について掘り下げるこ

  • 栄養Topics【ラットの実験でリノール酸を摂り過ぎると生存率が低下する!!】

    2019/08/26

    【ラットの実験でリノール酸を摂り過ぎると生存率が低下する!!】     豪州グリフィス大学の研究チームがラットを使った研究で、妊娠時にリノール酸を多く摂った場合、妊娠合併症やこどもの成長に影響する可能性を発表しました。   ポテトチップスや植物油などに含まれるオメガ6系脂肪酸、特にリノール酸を多く摂ってしまう現在社会で、リノール酸が炎症の促進や、心臓病リスクの増加と関連することが今までも報告されています。   研究では、妊娠したラットに1日に推奨される3倍以上のリノール酸を与えた結果、仔に有害であったことが明らかになりました。 高リノール

  • 栄養Topics【ブルーベリーが循環器疾患リスクを低下させる】

    2019/08/21

    【ブルーベリーが循環器疾患リスクを低下させる】   英国イーストアングリア大学などの研究チームが、毎日1カップほどのブルーベリーを食べたところ、過体重・肥満者の循環器疾患の発症リスクが低下したと発表しました。   これまでの研究では、日常的にブルーベリーを食べる人では、2型糖尿病や循環器疾患を発症するリスクが低かったことが明らかになっています。 研究チームは、ブルーベリーを食べることが、メタボリックシンドロームに与える影響について調査しまいた。   メタボリックシンドロームの定義は、高血圧、高血糖、腹部肥満、低HDLコレステロール血症、高中性脂肪の少

  • 栄養Topics【ブロッコリーの成分が腫瘍抑制因子の機能を再覚醒させる】

    2019/08/15

    【ブロッコリーの成分が腫瘍抑制因子の機能を再覚醒させる】   米国ベスイスラエルディーコネス医療センターがブロッコリーの天然成分であるインドール-3-カルビノール(I3C)が、PTENタンパク質の腫瘍抑制活性を阻害する酵素を作るWWP1遺伝子を不活性化し、PTENタンパク質の抑制活性を復活させるようだ、と発表しました。 PTENタンパク質は腫瘍抑制活性を持ち、その突然変異はがんの原因となる発がん遺伝子であるが、研究チームは、PTENタンパク質が正常でも、それを阻害する酵素が存在することを発見し、マウスとヒト細胞を用いた実験で、その遺伝子WWP1を明らかにした。 さらに、研究

  • 栄養Topics【卵やコレステロールの摂取が偶発的脳卒中のリスクを高めない】

    2019/07/29

    【卵やコレステロールの摂取が偶発的脳卒中のリスクを高めない】     東部フィンランド大学の研究チームが高めのコレステロール摂取や1日1個までのタマゴの摂取は、脳卒中のリスクとは関連が低いと発表しました。   さらにフィンランド人に多い、コレステロール代謝に影響を及ぼすアポリポタンパク質E4 (APOE4)遺伝子変異との関連もみられませんでした。   今までは、ある研究で、コレステロールを多く摂取すると脳卒中リスクが上昇すると発表される一方、別の研究ではコレステロールを多く含むタマゴの摂取は脳卒中リスクを低下させると発表される状況でした