• 栄養Topics【鉄高値が心原性脳塞栓症リスクに】

    2018/12/14

    【鉄高値が心原性脳塞栓症リスクに】   メンデルランダム化解析を用いて鉄動態と脳卒中リスクの関連を検討した結果、鉄高値は心原性脳塞栓症リスクの上昇に関連することが明らかになりました。   研究は公共のゲノム研究データベース(Genetics of Iron Status Consortium)から欧州人被験者4万8,972例のデータを用いて、全身鉄高値を検出する4種のバイオマーカーの増減(血清鉄、フェリチンおよびトランスフェリン飽和度の増加、トランスフェリン減少)と3か所が一致することを確認しました。   29件の研究データを含むMEGASTROKE

  • 栄養Topics【オメガ3脂肪酸が早産のリスクを減少させる!!】

    2018/12/11

    【オメガ3脂肪酸が早産のリスクを減少させる!!】   妊娠中のオメガ-3系長鎖不飽和脂肪酸(LCPUFA)の摂取の増加は、早産リスクの低下することを南オーストラリア州保健医療研究所(SAHMRI)が発表しました。   早産は、世界中で5歳未満の小児の主要な死因であり、毎年100万人近い子供が亡くなっています。早産は、視覚障害、発達遅延、学習困難など広範な長期症状のリスクを高めます。   「早産は世界的に重要な健康問題であり、毎年1500万人に達する」と主任研究者のフィリッパ・ミドルトン准教授は語っています。「大部分の妊娠期間は38~42週間であるが、

  • 栄養Topics【腸内細菌が産生する D 型アミノ酸の新たな腎臓保護効果を発見】

    2018/12/07

    【腸内細菌が産生する D 型アミノ酸の新たな腎臓保護効果を発見】 金沢大学、岡山大学、北里大学などの共同研究グループは、生命維持のさまざまな局面において重要な生理機能を有する可能性のあるD-アミノ酸が、腎臓と腸内細菌において産生されることと、腎臓の保護効果を担っていることを明らかにしました。 D-アミノ酸は、長らくその産生場所や機能などが不明でした。   研究では腎臓病に伴い腸内細菌叢が変化すること、少なくとも腎臓病に関連するD-アミノ酸の主たる産生部位は腸内細菌叢であること、およびD-アミノ酸を介して腎臓保護効果を示すことなどを明らかにしました。   &nb

  • 栄養Topics【アボカド由来の脂肪酸avocatin Bが抗がん剤の効果を向上】

    2018/12/04

    【アボカド由来の脂肪酸avocatin Bが抗がん剤の効果を向上】     順天堂大学は、アボカドから抽出した成分の脂肪酸avocatin Bが白血病がん細胞の脂肪酸代謝を阻害してがん細胞の増殖を抑制すること、さらに、白血病化学療法薬(抗がん剤)との併用により抗がん効果を高めることを発見しました。   研究では、avocatin Bが単独培養状態の急性骨髄性白血病がん細胞の細胞死誘導や細胞増殖を阻害することを確認しました。 次に、骨髄微小環境下を再現するため、骨髄脂肪細胞と白血病がん細胞を共培養した状態でのavocatin Bの効果を比較検討しました

  • 栄養Topics【ミネラル補給食と運動を組み合わせると骨量と筋力が増加!!】  

    2018/12/01

      【ミネラル補給食と運動を組み合わせると骨量と筋力が増加!!】   マウスに運動とミネラルの栄養補助食品を与えた場合では、運動よりも栄養補助食品を摂取していたマウスの方が骨密度と強度が保たれたと米国ミシガン大学が報告しています。   研究では16週の雄マウスを、運動なし・ミネラル添加群、運動なし・ミネラル添加なし群、運動あり・ミネラル添加群、運動あり・ミネラル添加なし群に分け、8週間飼育しました。その後、運動あり群は、運動を行わず8週間観察しました。   結果として長期に渡りミネラルサプリメント食を与えた群では、運動をやめた後でも、骨強度が維持

  • 栄養Topics【天然色素・アスタキサンチン(ASX)摂取による記憶能の向上】

    2018/11/27

    【天然色素・アスタキサンチン(ASX)摂取による記憶能の向上】   国立大学法人筑波大学体育系の征矢英昭教授とRakwal Randeep教授の研究グループは、サケやイクラなどに含まれる天然色素で強い抗酸化力をもつアスタキサンチン(ASX)を長期間摂取すると、濃度依存的に海馬の神経新生が促進され、学習記憶能が向上することを実証しました。   研究では、マウスにASXを4週間摂取させることで、海馬の 神経新生注が濃度依存的に促進し、海馬が担う学習・記憶能力を高めることを明らかにしました。 さらに、海馬へのASX作用の分子機構をマイクロアレイおよびIPAと呼ばれる

  • 栄養Topics【血中ビタミンDと大腸がんリスクの関係を確認】

    2018/11/25

    【血中ビタミンDと大腸がんリスクの関係を確認】   血中ビタミンD濃度が高いことと、大腸がんのリスクが低いことには関連がみられると米国がん学会やハーバード大学などの共同研究で報告しました。   研究は17件のコホート研究から、5,706名の大腸がん患者と7,107名の対照者のデータを解析しました。そして全体の3割に当たる参加者の血中25(OH) ビタミンD濃度は新たに測定しました。   骨健康に充分と思われる最低ライン(50-62.5nmol/L)の者に比べて、30nmol/L未満の欠乏者は、大腸がんの発症リスクが31%高くなりました。  

  • 栄養Topics【脳卒中リスク軽減は、遺伝的リスクより健康的な生活習慣が重要!!】

    2018/11/22

    【脳卒中リスク軽減は、遺伝的リスクより健康的な生活習慣が重要!!】   英国ケンブリッジ大学が脳卒中の遺伝的リスクのある人でも健康的な生活(食事、ライフスタイル)をおくることで脳卒中の発生リスクを低下させることができると発表しました。   ここで定義している健康的な生活習慣とは、米国心臓協会(AHA)のガイドラインに基づいています。 1.喫煙をしていない 2.健康的な食事 3.BMIが30未満 4.週2回以上の適度な運動   ※AHAの健康的な食事について分かりやすく掲載されているサイトがありました。 https://www.cigna.com/in

  • ピュア社との定例会議報告

    2018/11/16

        11月13日、米国の医療向けサプリメント会社ピュア エンキャプスレーションズ社のInternational Sales DirectorのMr. Jean-Philipppe SidanerとInternational Education AssociateのJoseph Lehrberg(管理栄養士)が来日し、日本正規代理店である弊社と定例会議が行われました。   国内輸入商品の新しい販促ツールをディスプレイし、ウェブサイトの状況や国内の販売状況・問題点などの現状を報告、さらに来年度の事業計画、セミナー企画、ウェブ事業など様々な内容が話合われ

  • 栄養Topics【ナツメグが肝臓を助ける!!】

    2018/11/16

    【ナツメグが肝臓を助ける!!】   ナツメグ(ニクズクの種子)は、芳香性健胃薬として伝統的な漢方で使われてきた生薬の一種ですが、肝臓にも効果がありそうだ、という中国科学アカデミー昆明植物研究所が報告しています。   ナツメグはスパイスの一種として世界の年間消費量は9千トンに上ります。 インドネシアに多く自生し、喘息、リューマチ、歯痛、感染症などの治療に用いられています。 脂質異常症、高血糖、心筋損傷、肝毒性などにも有効であることが研究的には知られています。   研究チームは、肝毒性のマウス動物モデルを使用して、ナツメグの肝臓保護機能のメカニズムを探りま