【重要:日時と内容の変更】2019年5月11日・12日 大阪 Dr. パパソティリオによるがん治療における検査と導入すべき治療の選択セミナー

2019年03月28日(木)

3月6日に配信いたしました大阪セミナーの日時・内容に変更があります。
パパソティリオ先生の来日は延期となりました。

 

理由は:
6月にスイス、チューリッヒ近郊ズークにて開かれるRGCCラボ主催のセミナーにて、新たな情報およびさらに詳しい諸々の内容が提供されると思われます。このセミナーの後の方がもっと最新の情報をお届けできると思いますので延期にしたく存じます。
当方からDr. パパソティリオにお願いした検査に基づく治療の包括的な内容とステージ別のプレゼンは、1日のセミナーでは時間不足で十分にカバーできないとの事です。この演題につきましては、Dr. パパソティリオは数回に分けてのトレーニングコースが良いとお考えのようです。

 

上記の事情から、Dr. パパソティリオによるセミナーは、11月の来日時(予定)に延期とさせていただきます。

 

また、Dr. パパソティリオが2018年に発表した「液体生検のトランスクリプトーム解析とエキソソームの有用性による創薬の革新」についてアブストラクトの和訳をこのメールの最後に掲載いたします。ぜひお目通しいただければと存じます。このような新しい情報を11月(予定)にご提供したく思います。

 

5月12日(日)のセミナーは、内容を変更し大阪にて開催いたしますので、詳細ご確認の上参加ご検討いただければと存じます。

 

株式会社デトックス
代表 北原 健

 

 

 

 

2019年5月12日(日) 大阪

 

喜多村クリニック 喜多村邦弘院長による、循環腫瘍細胞CTC検査ベーシックセミナーと、各クリニック様での治療とCTC検査の組み合わせ方について意見交換を予定しております。

 

午前は、がん治療におけるRGCCラボのCTC検査の使い方、検査結果の解釈の基礎をわかりやすく解説いたします。
午後は、欧米にて行われる検査結果への治療のご紹介、および6月のスイスのRGCCセミナーに向けてご要望や解決したい事項等をお聞かせいただく機会になればと存じます。

 

 

喜多村クリニック 喜多村 邦弘 院長

 

 

 

日時: 2019年 5月 12日 (日)
<午前> 10:00 ~ 12:30
ベーシック RGCCラボ CTC検査の使い方、検査結果の解釈方法

 

<午後> 13:30 ~ 16:30
病院での標準治療・その他のクリニックが行う様々な先端治療と、RGCCラボの検査及び検査結果をどう組み合わせるか、症例報告、経験談、さらにこれら全ての融合の方法について、皆様と検討したく、忌憚なきご意見をお聞かせいただければと存じます。
これにより、Dr. パパソティリオより検査結果に対するピンポイントの様々な治療・優先順位などを11月(予定)に説明していただきたいと考えております。

 

講演者: 福岡 喜多村クリニック 喜多村邦弘 院長

 

会場:
<会場名> コンベンションルームAP大阪駅前梅田1丁目 ルームB
<所在地> 〒530-0001 大阪市北区梅田1-12-12 東京建物梅田ビル地下
<アクセス>
JR「大阪駅」中央南口より徒歩約2分
JR東西線「北新地駅」東改札口より徒歩約3分
地下鉄御堂筋線「梅田駅」南改札より徒歩約2分
地下鉄四つ橋線「西梅田駅」北改札より徒歩約3分
地下鉄谷町線「東梅田駅」中東改札・中西改札より徒歩約2分
阪急「梅田駅」2F中央改札口より徒歩約5分
阪神「梅田駅」東・西改札口より徒歩約2分
地図はこちら

 

参加費: 現在CTC検査を行なっている先生は無料
その他の先生は 1名 10,000円(消費税込み)
※但し、今年中にCTC検査をされた場合は参加費を返金いたします。

 

その他、お問い合わせはこちらまで。
(株)デトックス
E-mail: info@detox.jp
Fax: 03-3222-5770
Tel: 03-5876-4511

 

 

追伸:
6月21日(金)、22日(土)には、RGCCラボ主催で医家向けとディストリビューター向けセミナーコースがスイス、チューリッヒ近郊ズークにて行われます。詳細は追ってご案内いたします。

 

 


Dr. パパソティリオ2018年発表の
「液体生検のトランスクリプトーム解析とエキソソームの有用性による創薬の革新」
アブストラクト和訳

 

論文要旨:
液体生検は、がんにおける重要なサンプリングツールとなってきており、予測的手法や場合によっては診断的手法として用いられるようになっている。この件に加えて、循環腫瘍細胞は、薬物標的を示す関連実体になっているといえる。我々の研究では、多数の循環腫瘍細胞トランスクリプトームが解析されている。データマイニングと組み合わせた反復可能な発現パターンについてのトランスクリプトームの分析によって、ファーマコフォア特性を有する新しい分子のリガンドベースのドラッグデザインをもたらす新規に薬剤化可能な標的が明らかにされる。具体的には、この分析により、ERK1およびERK2の転写産物が高度に過剰発現している、ホルモン依存性乳癌症例において、反復されるパターンが明らかになった。その後、リガンドに基づく薬物設計が開始され、そしてRGCC1からRGCC12までから、いくつかの候補分子が生成された。その中で、候補RGCC7は、癌細胞株と初代培養細胞の両方で、この特定の種類の癌に対して最も高い有効性を示した。その後、候補RGCC7を、同じ起源の癌細胞培養物に由来するエキソソームに封入した。その結果、この候補分子の有効性は、非封入形態と比較するとおよそ80%上昇した。この過程により、薬剤化可能な標的を見つけるためには、まず適切な分析のためのサンプルの選択が重要である。そして次には、我々が既に慣れ親しんでいる生物学的なシステムを利用して、薬剤送達の改善を行うことが、等しく重要である。