7月29日(日)「自閉症・統合失調症への治療セミナー」報告

2018年08月09日(木)

去る7月29日(日)日本オーソモレキュラー医学会主催のもと、自閉症家族会および統合失調症家族会向けの「自閉症・統合失調症への治療セミナー」が行われました。

 

このセミナーでは、午前の部で、弊社代表北原による栄養療法・機能性検査を用いた自閉症・統合失調症への治療の過去から現在への取り組みと、自閉症家族会の横山様によるご家族のケーススタディのご紹介から始まりました。
遺伝子と栄養素の関わりや栄養療法によるアメリカの対処方法、また、それらを実践してこられた家族会のご両親のお話しを聞かせていただきました。

 

午後の部では、栄養療法およびメキシコの機能性脳波検査エデルフォ(Edelfo)を用いた治療において、日本での第一人者である3名の先生方のお話を伺いました。

 

ブルークリニック青山院長内藤眞禮生先生からは、遺伝子と毒素などの観点から発達障害治療における栄養学的治療のコンセプトから機能性検査の実践までを伺い、御茶ノ水健康長寿クリニック院長白澤卓二先生からはメキシコEdelfoのP300脳波検査の意義と、食や栄養を含めた脳細胞再生のための包括的な脳へのサイトカイン治療について、そしてこれらによる認知症、アルツハイマーへの適用をお話しいただきました。最後は、新宿OP廣瀬クリニック院長廣瀬久益先生から、ご専門の統合失調症・自閉症の貴重なケーススタディを通して、医薬品・栄養療法・運動精神療法を融合された廣瀬久益先生独自の治療方法をご紹介いただきました。

 

3人の先生方からそれぞれ異なるアングルの栄養療法・機能性検査を用いた自閉症・統合失調症への取り組みのお話しを伺え、栄養療法・機能性検査を取り入れようと考えられておられる先生方および自閉症・統合失調症の患者様ご家族にも多様な選択肢をご提供できる非常に有意義なセミナーとなりました。

 

このセミナーの成功を受け、更に一歩踏み込んだ機能性脳波検査エデルフォ(Edelfo)の利用についての教育講座を、9月30日(日)に御茶ノ水健康長寿クリニック院長白澤卓二先生のご立案のもと開催する予定です。詳細が決定いたしましたら改めてご案内いたします。

 

(株)デトックス
広報担当 久保田麻子