栄養Topics【同じ様な食事をとって、個人によって血糖反応が異なる】
2019年04月08日(月)
【同じ様な食事をとって、個人によって血糖反応が異なる】
米国メイヨークリニックは個人の遺伝子、腸内細菌、生活習慣に合せた個別化食事は、ただ食事の栄養価だけを考える方法に比べ、より血糖値コントロールに効果的であると発表しました。
研究チームは、ほとんどが中西部在住の327名(平均年齢45歳、78%が女性)の健康な人々を対象に検討を行いました。
参加者は、遺伝子解析によって腸内細菌叢の組成を調べるために糞便サンプルを提出しました。さらに、ベーグルとクリームチーズの標準的な朝食を食べ、1日の残りの食事は個人が好きなものを選択して食べました。
何を食べたか、身体活動、休息は日記に記録し、血糖値モニターを装着して、食事に対する血糖応答を追跡しました。
その結果、年齢、生活習慣、そして腸内細菌叢の違いを考慮した彼らのモデルによって、食事に対する血糖応答をかなり正確に予測(R=0.62)できることが明らかになりました。
それは似たような食事に対しても、腸内細菌叢の組成によって反応が異なることを証明したことになります。
■詳しくは下記サイトへ
https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2723644?resultClick=3
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