栄養Topics【マンゴスチンの皮膚のうるおいと血管の柔軟性への効果】

2019年02月05日(火)

【マンゴスチンの皮膚のうるおいと血管の柔軟性への効果】

 

マンゴスチン果皮熱水抽出物(WEM)を12 週間摂取しつづけた結果、糖化ストレスが低減し、皮膚の水分量を改善し、血管の硬度が改善されたことを報告しています。

 

試験では25歳から59歳の健常女性40名(WEM 群 20 名、プラセボ群 20 名)を対象とし、WEM 200 mg/ 日 あるいはプラセボを12週間摂取させ、摂取前、摂取 4, 8, 12 週後に血液検査、皮膚機能検査、血管機能検査を実施するプラセボ対照二重盲検ランダム化並行群間比較試験を行いました。

 

結果として、WEM 群(試験完遂者 19 名)において、摂取前に比べ血糖値および HbA1c は減少しませんでした。
血清中のペントシジン濃度は、WEM 群とプラセボ群(試験完遂者 19名)の間で有意差は認められなかったものの、摂取前と比較してWEM群は摂取8週後に有意に低下したのに対し、プラセボ群では有意な変化はありませんでした。

 

頬の皮膚水分量は、WEMの摂取によって 8, 12 週後でプラセボ群に比べて有意に増加しました。
またWEMの摂取により、8 週目でプラセボ群に比べて血管の柔軟性の指標である API(Arterial Pressure volume Index)の値が低値を示しました。

 

このことから、WEMの摂取は糖化ストレスを低減し、皮膚の水分量を改善し、血管の硬度を改善することが示唆されました。

 

■詳しくは下記サイトへ
https://www.jstage.jst.go.jp/artic…/…/5/2/5_95/_pdf/-char/ja

 

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栄養情報アーカイブページはこちら
http://detox.jp/nutrition.html
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