栄養情報配信WebMD―第2回目「ビタミンA,B,C,D,Eとオメガ3脂肪酸。食事で不足している栄養素は?」
2018年07月04日(水)
デトックスのホームページより、栄養療法に役立つ情報をお届けするWebMD。
第2回目は「ビタミンA,B,C,D,Eとオメガ3脂肪酸。食事で不足している栄養素は?」です。
※ (株)デトックスは米国WebMDと合意のもと、米国WebMD配信情報を日本語に翻訳し日本で配信しております。
必要な栄養素を摂取していますか?
疲労感、ドライスキン、またはカゼの再発?何か少し調子が悪いと感じているのならば、幾つかの重要なビタミンやミネラルが欠けているのかもしれません。これらの栄養素は、互いに協力し合って、細胞があるべき姿で機能するように働きかけ、免疫系が強化されるのを手助けしています。通常これらの栄養素を摂取する最善の方法は、これらの栄養素を多量に含んだ食品を摂取することです。
疲労感との戦い
一晩ぐっすり寝た後でも疲労感が抜けないのならば、鉄分(赤身肉、豆類、そして強化シリアルに含まれています)やビタミンB12(牛の肝臓や貝類に含まれています。) が不足している可能性があります。
それらは、両方とも健常な赤血球にとって重要であり、赤血球は体内の組織に酸素を供給しています。
頭痛
頭痛が頻繁に起こるのならば、豆類、ナッツ類、そして緑の葉野菜に含まれるマグネシウムについて、医師とご相談ください。このミネラルは、マグネシウムが作用すべき作用機序で、神経が機能するのを助け、血糖値を管理します。
片頭痛協会は、一日400ミリグラムのマグネシウムが、頭痛に効くと述べています。
ドライアイ
ドライアイは、アレルギーが原因だったり、コンタクトレンズの着用が原因だったりすることがありますが、その他の可能性としては、十分にオメガ-3脂肪酸を摂取していないことが考えられます。
オメガ3脂肪酸は、サケなどの脂ののった魚に見出され、健常な視覚の維持に重要です。オメガ-3が低レベルだと、ドライアイに加えて、とりわけ加齢性黄斑変性と関係しています。
乾燥したかゆみ肌
魚鱗癬、斑状湿疹などの皮膚炎は、病気や皮膚を刺激する要因によって引き起こされることもありますが、ビタミンB2(リボフラビン) 不足から発症する事もあります。B2は細胞の成長に役立ち、B2の作用機序で機能しますが、卵とアスパラガスやブロッコリーなどの、ある種の緑の葉野菜に見出されます。
脱毛
脱毛は自然状態でも加齢につれて起こりえますが、特に50歳以下の女性の場合、栄養が問題で起こることがあります。
毛髪とその周囲の皮膚が健常であり続けるように、(赤身肉、豆類、またはナッツ類を通して)鉄分の摂取量を増やしてください。
歯肉出血
歯肉出血の最も考えられる原因は歯周病ですが、重度のビタミンC(かんきつ類の果物とある種の野菜に見出される)欠乏も考えられます。歯肉出血は、米国人にとっては稀な症状ですが、サプリメントを摂取する前に必ず歯科医に確認してください。
筋衰弱
チアミンとも呼ばれるビタミンB1の欠乏は、筋衰弱やその他の問題を引き起こす可能性があります。ビタミンB1は、全粒粉、豚肉、魚肉、ある種のナッツ類、そして豆類に見いだされます。筋肉が健康であるためには、カリウム(バナナに見いだされる)も重要です。
これらの食品から十分な量が摂取できていないと思っているのならば、医師に相談してみてください。
慢性の風邪
ビタミンCとビタミンEを十分に摂取しないと、咳やくしゃみがひどくなります。
これらのビタミンには、免疫系を増強する抗酸化剤が含まれています。バランスの取れた食事をとっても風邪を引くことはありますが、その様な食事は、風邪と戦うのに十分な健康を体に与えています。
口内炎
口腔内または歯肉の軟部組織に、これらの小さな潰瘍が形成されます。何が原因で発症したかを言える人はいませんが、これらの症状は、B12、亜鉛(蠣、ナッツ類、そして豆類に見出されます)、葉酸(アスパラガス、芽キャベツ、そしてオレンジに見いだされます)、そして鉄不足と関係しています。
難聴
ビタミンB12の数ある作用の内の一つに、神経系(脳、脊髄、そして神経で構成されています)が適切に機能するよう助力することがあります。ビタミンB12を十分に摂取しないと、耳と脳との間の伝達信号に影響が出て、難聴や耳鳴りが生じる事があると科学者達は考えています。聴覚に問題がある場合は、何がそれらの原因かを見極めるために、医師の診察を受けてください。
弱い骨
カルシウムは骨の建築資材であり、ビタミンDは、体がカルシウムを吸収するのを手助けします。これらが十分に得られないと、骨が弱く脆くなる骨粗鬆症を発症する可能性が高くなります。ビタミンDを得る最善の方法はサプリメントですが、カルシウムを得るには、乳製品や強化食品をとるべきです。あなたの場合はどうしたら良いのかを判断するために、医師とご相談ください。
口角炎
ビタミンB6の欠乏が、皮膚の発疹と同様に口角炎の原因になり得ます。ビタミンB6は、家禽の肉、魚肉、ジャガイモのようなデンプン質の野菜、ブドウやリンゴなどの非柑橘系の果物に見いだされます。
ある種の薬剤を服用している場合は、ビタミンB6補給が問題になることがあるので、それを行う前に医師に確認をとってください。
<免責事項> 株式会社デトックスが運営する本サイトで提供する情報は、正確を期するよう作成しておりますが、正確性・安全性を保障するものではありません。また、この内容は今後新しい研究データにより変更される場合がございますのでご了承ください。提供している健康・サプリ・食品などの効 果・効能につきましては、情報受信者各自の健康状態において、必ずしも効果が出るものではありません。この情報が情報受信者に適合するものか否かはご自身の責任においてご確認頂きますようお願い致します。そして、配信情報を利用する場合は、必ず専門の資格を有する医師や医療関係者 などに相談し、情報受信者個別で細心の注意を払っていただきますようお願い致します。株式会社デトックスが提供する情報に関して健康上の問題、何らかのトラブルや損失・損害等の発生につきましては一切責任を負いかねます。また、この情報内容(画像や文章)を引用する場合には、著作権法上認められた引用方法で行い、引用元ページのリンクを掲載頂きますようお願い致します。無断転載はお断りしています。出典明記なしの引用につきましては、然るべき対応をさせていだきますのでご了承ください。
© detox.jp All Rights Reserved.
© 2005 – 2018 WebMD LLC. All rights reserved.
WebMD does not provide medical advice, diagnosis or treatment.
See additional information.