「腸もれ」あなたは大丈夫ですか?
2018年06月07日(木)
腸もれ・リーキーガット症候群
米国Doctor’s Data社のゾヌリン検査
日本人にも多くみられる腸もれ・リーキーガット症候群。これは、簡単に言えば腸に穴が空いた状態をいい、本来は透過しない細菌や未消化の分子が腸壁に空いた穴を通じて血中に入ったことにより、それが原因で様々な症状を引き起こします。腸もれは、あまり自覚症状がないのも特徴の一つで、症状が現れるころには複数の症状を同時に引き起こしていることも少なくありません。手遅れになる前に腸もれの検査を定期的に行うことをお薦めします。特に、精度が高いといわれるゾヌリン検査(検体:血清、便)は国内外特にイタリアの医師より注目を集めています。
腸漏れの一般的な症状:
原因は、農薬・投薬・偏った食事・不規則な生活習慣・ストレス・アレルギー元・悪玉菌の過剰増殖などの腸内細菌のバランスの崩れなどが挙げられます。
ドクターズデータ社の腸漏れ検査:
※クリニックへの納入価格はお問い合わせください。
ドクターズデータ社のゾヌリン検査(血清)検査結果見本:
ドクターズ データ社のゾヌリン検査の基準値は45 ng/mlですが、臨床的には40 ng/mlレベルから腸もれ、それによる炎症・自己免疫疾患の症状の可能性が大いにあります。
ゾヌリン検査の精度:
標準誤差が出やすいことで知られる免疫測定法は、現在広く受け入れられているものであっても20%近くあると言われています。一方で、ゾヌリンの免疫測定法は標準誤差がわずか10%であり、その正確性は欧米の医師より支持されています。
検査後の治療:
1) 胃腸粘膜バリアー回復のための栄養成分
• L-グルタミン:腸管細胞と腸内免疫細胞の重要なエネルギー源
• デグリチルリチン化甘草((DGL):腸粘膜の炎症を抑え、胃腸の粘膜の生成を促進
• マシュマロウルート(Althaea officinalis):粘液多糖類が腸壁粘膜を保護
• ニレ樹皮(Ulmus fulva):バランスのとれた食物繊維で、消化管の粘液分泌を促進
• アロエベラ:健全なプロスタグランジン(PGE1)の代謝、免疫メディエーターの活性、腸管内の酸化代謝物から腸管を守る
• プロバイオティクス:腸内細菌叢のバランスを整える
• オメガ-3脂肪酸(EPA・DHA):特にEPAは腸粘膜の炎症を抑える
• ガンマリノレン酸: 健全なPGE1の促進と免疫をサポート
• クルクミン:腸粘膜の炎症を抑える
• ケルセチン:腸粘膜の炎症を抑える
• 亜鉛:細胞の組成に必要な補酵素
• ベータカロチン:免疫をサポート
• パントテン酸:副腎へのストレス改善に役立つ
• ビタミンC:すべてに必要なビタミン
2) 腸管浸漏症候群の潜在的な原因(腸内環境、免疫、炎症、栄養状態など)を更に調査する場合は、総合便検査(Comprehensive Stool Analysis(CSA)) が検討されます。こちらもドクターズテータ社の検査であるため弊社よりご提供可能です。
詳細は弊社までお問合せください。
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